■健康でいることの有り難さは普段は忘れていても、病気をしたら改めて大切なことだなあと思います。
私は大体二ヶ月に一度は風邪をひき、または胃腸炎になります。
二ヶ月何もないと、内科のかかりつけ医の先生に褒めて頂くくらい良く病気をします。
重篤な病気ではないものの、余りに頻繁で医療費も馬鹿になりません。
■七月半ばにまた大腸炎になって、いつものように抗生剤五日分で良くなったのですが六日目に薬が切れた頃にまた大腸炎になって八月の終わり頃まで続きました。
その間は、同じ抗生剤を続けると効かなくなるので、薬を変えながら様子をみるしかありませんでした。
食事も出来ない程ひどい時は、毎日、点滴に通いました。
■余りに長期に亘るので、検査をした方が良いと勧められて日赤病院に行きました。
前日の検査食を病院のコンビニで買いました。1080円でした。
院内薬局で、前日の夜に飲む下剤と当日の朝飲む薬をもらいました。
検査は一週間後でした。
かかりつけ医の先生と日赤病院に行くことが決まって以来、大腸炎の症状はピタリと治まりました。私は暗示にかかりやすいので、治まったのだろうと思います。
■いよいよ検査当日、朝ご飯は何も付けないトースト一枚、お昼ご飯は鮭粥と肉じゃが、晩ご飯は鶏肉のクリームシチューとクラッカー。どれもとても美味しかったです。
夜九時に下剤の水薬を飲みました。
■朝は六時に起きて、普段飲んでいる薬を飲みました。病院で下剤を飲むので、いつもの薬が効かなくなるので早く飲むそうです。
下剤を飲んでいるので電車で30分以上かけて行くのは躊躇して当日は朝八時半にタクシーを予約しました。10分で日赤に着きました。
■内視鏡検査用の下剤が二リットル用意されていました。20年以上前に一度大腸炎で入院して内視鏡検査をした時は量も多かったし、とても不味いもので閉口したので今回もかと覚悟して飲みました。ところが、美味しい物ではないにしろ案外に飲みやすかったので安心しました。
■検査結果は、大腸は綺麗だけれど直腸に炎症があると言われました。
抗生剤でも残ってしまう菌だそうです。10日日分薬が出ました。
お陰で無事に治りました。
■汚した時の為に服の着替えを持って行きましたが、下剤をかけるので大人用のオムツを履きました。
購入するのに抵抗があるけど正解でした。これは、便利でしたよ。
月刊観自在 令和元年12月号より
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