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人間万事塞翁が馬

【21】赤ちゃんを妊娠してから成人までのお話 <前編>

記事に使用していた画像は KOMIさんによる写真ACからの写真

■人間は誰しも母親の胎内で育ち、誕生し、その命を育んでいくものです。今回は、その成長にまつわる話をしたいと思います。

■近年では、薬局で販売されている妊娠検査薬の制度が上がって妊娠の極初期でも結果が出ます。妊娠が分かって病院に行くとエコーで診察しますが、赤ちゃんの影が映ったら事前に自分で調べている時は妊娠検査薬の診断をパスすることもあります。

ただ、安定期に入るまでは無理な動作をしないよう用心が必要です。

安定期に入ると妊娠五ヶ月目に腹帯を締めます。犬が安産であることから戌の日にお寺や神社でご祈祷を受けた腹帯を締めます。最近は、腹巻式やコルセットタイプ、ガードルタイプの使いやすい腹帯もあり、ご祈祷を受ける時に持参します。

観音院では、安産祈願を合わせてされる方が多く、安産守護のお札とお守りをお授けしています。

腹帯は縁起を担ぐだけではなく実際にお腹の保温や赤ちゃんの安定に役立ちます。

「帯祝い」を頂かれることもあります。腹帯やお祝い金を頂かれたら無事出産の暁にはお祝い金返しをしましょう。

■赤ちゃんは一般的に十月十日(とつきとうか)と言われるようにおよそ十ヶ月で生まれてきます。この場合の一月とは二十八日を周期とします。出産予定日は二百八十日目になります。

出産祝いを頂いた方には、「出産内祝い」をしましょう。時期は一ヶ月以内に、金額のお祝い金の二分に一くらいが無難です。

金額が少ないのも失礼ですが、頂いた額より高額になると返って失礼に当たります。

出産祝いを頂いたら何方にいくら頂いたかノートなどに記入しておきましよう。内祝いの金額と品ものも書いておきましょう。内祝いは必ず熨斗かカードを添えて何の品物か分かるようにしておきましょう。

■「お七夜(しちや)」は赤ちゃんの成長を祝う儀式で、命名式も兼ねます。現代では、出生届は十四日以内に出せばよいのですが、前もって赤ちゃんの名前を決めている方も多く、妊娠中から名前で呼ばれている方もおられます。

お七夜は、ご夫婦の双方の親や親族を招いて内々にお食事会をされているようです。赤ちゃんや母親の体調の良い時にされてかまいません。
また、赤ちゃんを産んだばかりのお母さんに合わせた食事の心くばりも嬉しいものです。

■「初参り」は生後一ヶ月くらいで、母子の体調や気候の兼ね合いをみてお寺や神社にお参りします。
三ヶ月くらい迄を目安にお参りされれば良いでしよう。赤ちゃんは夫婦の祖母が抱くのが正式だそうです。

観音院では、初参りのお札と無事成長のお守りをお授けしています。法要の中でお祓いもして頂けます。

月刊観自在 令和元年10月号より

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